旧寺島村には白鬚、高木、長浦神社が

それぞれの町内の鎮守として祀られておました、

かつてはその三社合同の祭りが行われており、

それぞれの神輿の駒札には番号がつけられて

神輿巡行の順番が決められていたのだとか。

白鬚神社の祭礼の時にお聞きしたのは

先頭は長浦神社の小神輿「一番」、

続いて高木神社の小神輿三基、

続いて白鬚神社の小神輿四基の計八基がまず並びます。

小神輿の後に長浦神社大神輿「九番」、

さらに高木神社大神輿三基の

あと最後に白鬚神社大神輿「十三番」、

しかしあの70年前の東京大空襲で

長浦神社、高木神社は社殿、神輿の全てが焼失してしまい、

現在は白鬚神社の小神輿「八番」と大神輿「十三番」が

残るだけになってしまったとか。

しかし、旧寺島村の人々は、長浦神社、高木神社を再興し、

神輿も新たに作ったのですね。

高木神社の宵宮に飾られているのは、駒札に番号は入れられておりませんが

上睦。下睦、四丁目睦の三基の神輿が御霊入れの儀式を待っているところでした。

どうやら、三基の神輿が同時に宮出しされるのは三年に一度らしく、

その年の祭礼を本祭りとしているとのこと。

さらに今年は高木神社後鎮座550年にあたる記念の年、

三町内の役員さんが本堂で御霊入れの儀式を終えると、

神輿庫の明かりが消され、宮司さんにより、三基の神輿に神の御霊が

奉斎されました。

その場に集まった人々もみな低頭し、厳粛な空気が流れる中、

無事御霊は神輿に移されたようです。

今年はどうやら天気も大丈夫そうですね、

まだ高木神社の神輿振りはこの目で見たことがありません、

明日はなんとかやりくりして、上睦、下睦、四丁目睦の

どこか一基でもこの目でみたいものですな。

さて、アタシのお目当ては舞殿での奉納江戸里神楽でございます、

松本源之助社中による『寿獅子舞い(大黒)』

550年式年大祭ですから お目出度い出し物のようです、

寿獅子舞いに続いて登場したのは 侍女(おかめ)を連れた大黒様、

その大黒様が人々に幸せを贈ってくださる打ち出の小槌を振ると

大人も子供もみんな頭を垂れてその福をいただくのです。

昔の村の鎮守様のお祭りのようでこころが暖かくなりましたよ。

続いて侍女(おかめ)さんの笑いを誘う舞い姿、

ひょいと向こうを向くと、背中は従者(もどき)の姿

面も衣装も早代わり、一人二役が見事に演じられる姿は

まさに江戸里神楽の粋な演出でございます。

もどきがからんで思わず笑いが沸き起こりますよ、

いつもの神話物語とは異なるめでたい神楽に盛大な拍手も

起きましたね。

最後は獅子舞が口に銜えた巻物を垂らすと

「寿 おめでとうございます」の文字

盆と正月が一緒にきたような祭りの舞台でございました。

このところ、毎日一万歩以上も歩き廻っていたので、もう足が棒に

なっちまったみたいですよ。

おかげで、寝つきのいいこと、バタンキュウ で夢も見ませんよ、

これなら、主治医の女医先生に褒められそうです、

なにしろ体重も3.5kgも減らしたんですからね。

もしかしたら、祭り行脚は健康を取り戻す一番のご利益かな・・・