海のモノとも、山のモノとも判らぬままとりあえず初めてみた
HP(旅の途中)というもの、まあ三日もすれば飽きるだろうと
思っていたのに、どこをどう間違えたか、一か月も続いていたん
ですね、
まあ、禁煙みたいなもので、最初の一週間を過ぎてみると、
なんだか身体が軽くなったみたいに、すらすらとどうでもいい駄文を
書いているうちに一か月が半年、もう毎日綴ることが当たり前になって
くると、一年が三年、三年が五年、八年が十年、毎日写真を写し、
よくもよく続いたものよ と
我ながらどこにこんな根気が潜んでいたのかと、びっくりするやら、
驚くやら、そして干支が一回りして四千五百日を目前にして、
ある日突然今までの積み重ねて来たものが消えたのですよ。
古希を過ぎ、残り人生を思う日が増えていた中での喪失、
まあ、人生というのはある日突然終止符が打たれるのかもしれませんね、
誰に頼まれて始めたわけでもないコトもこうきれいさっぱり消えてみると
こういう終わり方がいいのかもしれないと思うわけですよ。
もう綴らなくてもいいかと思った瞬間、実に自由な気分になれましてね、
毎日同じことを繰り返していくのは、当たり前の生き方だと思って
おりましたのに、なにもしない日が続くというのはなんと新鮮な気分で
しょうかね。
相変わらず旅を日常にする生活は続いております、
なまじHPに「日々」などというコーナーを作ったために、知らず知らずに
毎日更新しなければなんて自分を追い込んでいたんですね、
もし、また始める気になったら、「日々」を止めて「時々」にしようかな、
気が向いたら写真と駄文を綴ってみるのは、爺の残りの生き方にふさわしい
かもしれない、どうせいつか突然息の根が止まるかもしれないのだから・・・
自分の過去は記憶の中からはなかなか消せないものですが、HPの残骸は
消えるのですよ、それも今回のように自分の意思とは関係なくきれいさっぱり
消え去るのなら恥さらしにならなくてすみそうじゃないですかね。
もし、また、どこかで「旅の途中」を見つけることがありましたら、
暇つぶしくらいにはなると思いますからよろしくね、
また消える時は、予告もなしですからアシカラズ。
人生なんてものは未練をのこさず突然消えるがいい
そう思えたこの三か月、すでに猛暑の夏から集く虫の音が涼やかな
季節でございます。
まだ息だけはしておりますよ。




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